植林木の伐採

2022年07月28日 12:23

二上神社の境内周辺には杉の植林地が広がっています。普通神社といえば鎮守の森を連想しますが、残念ながら二上神社の大部分は杉の人工林なのです。何故なのかというと今から60年前に拝殿、社務所などの大造営が行われた時に多くの木が伐採されたからです。そしてその跡地に杉の木が植林され、現在樹齢55年ほどの巨木に成長しました。
植林された杉の木は品種改良されたもので、成長は早くてより真っ直ぐに育ちますが、地上部の成長に比べ根はとても貧弱で長雨や台風などの影響で倒木することが多々あります。
倒木の危険性は日本全国どの山林にもあるのですが、二上神社の場合社殿のすぐそばにも植林されているのです。将来倒れるかもしれない人工林をそのままにしておく事は非常に不安です。

そんな折境内の中を通っている水道施設に新しくタンクを設置することになりました。その施設ができてしまうといよいよ伐採が困難になってしまいます。そこでその周辺の影響を及ぼしそうな杉の木20本ほどを伐採することになりました。

稲荷社の裏がしばらくは残念な状態にはなるかとは思いますが、ご了承ください。

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