本日、古神札焼納祭(お焚き上げ神事)を執り行いました。皆様からお預かりした古い御札、御守などを一年に一度行う大事な神事で、これをもって正月の行事も全て終わりです。
お焚き上げ神事の場所は階段下の駐車場の片隅で、四隅に竹を立てしめ縄を張り巡れせて行います。式の祝詞の後に火を入れて大祓詞の奏上を行うのですが、それまで殆ど風がなかったのに立ち上がる炎に突風が吹き付け森の中に煙と共に駆け上がっていきました。山に火が移らないか心配になるほどでしたが、それと同時に御札に込められた御魂たちが一斉に元の御座へ帰っていったような気がしました。というかやっぱり帰って行ったのでしょう。今はむやみに焚き火やゴミの焼却が出来なくなっていますが神事として行うお焚き上げは許可されています。しかし市街地にある神社などでは有害な煙などが発生する為、神事の後最終的にはゴミ処分業者が処理しているそうです。二上神社は山奥にあるので境内地で焼納ができますが、ちゃんと焼いてあげることは大事だなとつくづく思った次第です。
新たに受けられました御札で皆様が一年息災で御座います事をお祈りいたします。