先週くらいから参拝の方に「参道にスズメバチがいます」と注意されるようになりました。もちろん確認にいったのですが、私が行くと全く微塵も虫の気配がありませんでした。鳥居の外にサザンカの木があって丁度満開の花が咲いているので、そこにやって来るスズメバチの事をいっているのだろうと思い特に対策はとっていませんでした。
スズメバチは昆虫も食べますが、花の蜜も大好物です。この時期に咲くサザンカは越冬のために必要な糖分なのです！木の近くにはたくさんのスズメバチが集まるのでちょっと怖い感じもしますが、彼らは蜜を吸うことが目的なので襲って来ることはまずありません。
ところが今日参拝に来られた方が詳しく説明して頂き、階段の途中にある倒木の辺りにオオスズメバチの巣がある事が判明しました！
先週通った時には全く姿を見せなかったスズメバチが群れをなして飛び回っていました。

普段は階段を上ってお参りくださいとご案内しているのですが、流石にオオスズメバチの脇を通ってご参拝下さいとは言えませんね。

寒さが急激に厳しくなると働きバチは死んでしまいます。越冬するのは来年の女王バチ達です。駆除する方法もありますが、時期的にそろそろ越冬するのではないかと思いますので自然にいなくなるのを待つ方が良いのではないかと思います。